第26回管理栄養士国家試験〜食べ物と健康〜

第26回管理栄養士国家試験 食べ物と健康 第26回管理栄養士国家試験

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解答  (5)
×(1)大豆に含まれる主要たんぱく質は、グリシニンである。
×(2)湯葉は、大豆たんぱく質を熱変性させたものである。
×(3)浜納豆は、麹菌を用いて製造する。
×(4)大豆油に含まれる多価不飽和脂肪酸は、n-6系が多い。
(5)大豆レシチンは、乳化剤として利用される。

解答  (2)
×(1)オボアルブミンは、ゆで加熱により凝固する。
(2)卵黄の脂質は、トリアシルグリセロールが主成分である。
×(3)卵白の鉄合量は、卵黄より少ない。
×(4)卵黄は、卵白よりアレルギーを起こしにくい。
×(5)全卵のコレステロール含量は、牛肉(脂身つき)より多い。

解答  (1)
(1)果汁100%の果実飲料は、JAS規格では果実ジュースという。
×(2)コーラには、カフェインが含まれている。
×(3)ココアの苦味成分は、テオブロミンである。
×(4)ウーロン茶のタンニン量は、紅茶に比べて少ない。
×(5)緑茶は、茶葉を発酵させ図に作る。

解答  (5)
(5) [ a ]カロテノイドー[ b ]β-カロテンー[ c ]α-カロテン

解答  (2)
(1)卵白は、親水コロイドである。
×(2)加熱した寒天は、冷やすとゲルに変化する。
(3)ショートニングは、窒素ガスが分散したコロイドである。
(4)クリームからバターを作るとき、エマルションはO/W型からW/O型に転移する。
(5)ヨーグルトは、たんぱく質が酸で凝固した沈殿ゲルである。

解答  (3)
×(1)エネルギー値は、食物繊維も含まれている。
×(2)キチンは、植物より動物に多く含まれる。
(3)水溶性食物繊維は、コレステロールの吸収抑制作用を示す。
×(4)レジスタントスターチは、難消化性デンプンからなる。
×(5)ペクチンは、野菜や果実に多く含まれる。

解答  (1)
(1)カゼインホスホペプチドは、カルシウム吸収を促進する作用がある。
×(2)キシリトールは、抗う蝕作用がある。
×(3)アラビノースは、血糖値を低下させる作用がある。
×(4)ラクトペプチドは、血圧を低下させる作用がある。
×(5)キシロオリゴ糖は、整腸作用がある。

解答  (2)
×(1)食用油を高温加熱しても、生成する。
(2)食用油の水素添加の過程で生成する。
×(3)コーデックス(Codex)委員会では、非共役トランス型結合を1個以上持つ不飽和脂肪酸と定義している。
×(4)わが国では、栄養成分表示が義務化されていない。
×(5)自然界には、存在する。

解答  (3)
×(1)冬期より夏期に多発する食中毒である。
×(2)細菌が体内で増えて発症する。
(3)潜伏期は、2〜5日である。
×(4)蓄肉類に比べて、魚介類による発症例が多い。
×(5)熱に弱く、加熱調理した食品中にはほぼ残存しない。

解答  (4)
×(1)イシナギの肝臓を多量に摂取すると、ビタミンA過剰症が起こる。
×(2)フグ毒のテトロドトキシンは、加熱することで無毒化されない。
×(3)オゴノリ中毒の原因物質は、プロスタグランジンである。
(4)ツキヨタケ中毒の原因物質は、セスキテルペンである。
×(5)バイ貝毒は、プロスルガトキシンやネオスルガトキシンである。

解答  (4)
×(1)BSEに罹患した牛からヒトへ感染する可能性はある。
×(2)脊髄や頭部などは、BSEの病因物質が蓄積する部位(特定部位)である。
×(3)異常プリオンタンパク質がBSEの病因物質である。
(4)調理加熱でBSEの病因物質は、不活性化されない。
×(5)全ての食用牛の特定部位は、除去が義務づけられている。br>

解答  (4)
×(1)ストロンチウム90は、放射性物質である。
×(2)放射性物質の中には、1年以上の物理的半減期を持つものがある。
×(3)ヨウ素131は、生体中で甲状腺機能障害の原因となる。
(4)コバルト60、ばれいしょの発芽防止のために用いられる。
×(5)わが国では、輸入食品にセシウム134と137の合計値による規制値が設定されている。

解答  (2)
×(1)「既存添加物名簿」には、天然物由来の添加物が記載されている。
(2)L-アスコルビン酸を酸化防止剤として使用する場合は、使用基準がない。
×(3)dlーαトコフェロールは、酸化防止の目的で使用することができる。
×(4)β-カロテンを着色料の目的で使用する場合は、用途名併記が必要である。
×(5)イマザリルを防カビ剤として使用する場合は、使用基準がある。

解答  (2)
×(1)総合衛生管理製造過程の承認は、厚生労働大臣が行う。
(2)総合衛生管理製造過程には、HACCPシステムが組み込まれている。
×(3)HACCPシステムでは、管理基準から逸脱した場合の措置は対象である。
×(4)コーデックス(Codex)委員会は、世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)の下部組織である。
×(5)(5)ISO22000シリーズは、「食品安全マネジメントシステムーフードチェーンに関わる組織に対する要求事項」の国際規格である。

解答  (3)
×(1)分別流通管理をしていない非遺伝子組換え作物は、「遺伝子組換え不分別」の表示は省路できない。
×(2)遺伝子組換え大豆を原料とするしょう油は、遺伝子組換え食品の表示が義務づけられていない。
(3)表示義務の対象となっている作物を原材料とする食品であっても、その原材料の食品に占める重量が5%未満のものは、表示が省路できる。
×(4)遺伝子組換えトウモロコシを主原料とするコーン油は、遺伝子組換え食品の表示が義務づけられていない。
×(5)非遺伝子組換え大豆を原料とした豆腐は、「遺伝子組換え食品でない」の表示をすることができる。

解答  (3)
(1)身体の構造と機能に影響を及ぼすことを目的とした表示は、薬事法の規制を受ける。
(2)健康保持増進効果について、虚偽又は誇大な広告の表示は、健康増進法によって禁止されている。
×(3)特定保健用食品の疾病リスク低減表示は、健康増進法に基づいて定められている。
(4)栄養機能食品は、食品衛生法と健康増進法に基づいて定められている。
(5)合理的な根拠のない表示は、景品表示法によって禁止されている。

解答  (5)
×(1)「歳をとってからの骨粗転症になるリスクを低減するかもしれません」の表示が許可されている関与成分は、カルシウムである。
×(2)条件付き特定保健用食品には、「根拠は必ずしも確立されていません」の表示が含まれている。
×(3)条件付き特定保健用食品の表示は、特定保健用食品と同じではない。「条件付き」という表示が必要である。
×(4)特定保健用食品の保健の用途の表示を許可するのは、消費者省である。
(5)保健の用途の表示内容は、ヒトにおける有効性と安全性が明らかにされている必要がある。

解答  (2)
(1)総合栄養食品は、通常の食事で十分な栄養を摂ることが困難な患者のために、栄養素をバランスよく配合した食品である。
×(2)乳児用調製粉乳として販売するには、定められた基準を満たし、消費者庁長官の許可が必要である。
(4)許可基準がない病気に関する病者用食品は、個別に評価・許可される。
(4)えん下困難者用食品は、特別用途食品の1つである。
(5)アレルゲン除去食品には、許可基準がある。

解答  (3)
×(1)果糖の製造ーグルコースイソメラーゼまたはイヌリナーゼ
×(2)チーズの製造ーレンニン
(3)転化糖の製造ーインベルターゼ
×(4)混濁果汁の清澄化ーペクチナーゼ
×(5)肉の軟化ープロテアーゼ

解答  (5)
×(1)パンは、生地を酵母で発酵させて製造する。
×(2)ベーコンは、塩潰した豚肉をくん煙して製造する。
×(3)バターは、牛乳中の脂質を抽出して製造する。
×(4)がんもどきは、豆腐に副材料を加えて製造する。
(5)かつお節枯れ節は、焙乾(ばいかん)後カビ付けして製造する。

解答  (4)
×(1)低温障害は、畜肉を冷凍する場合には生じない。低温障害は野菜(かぼちゃ、きゅうり、トマト、ナス)や果物(バナナ、パパイヤ、アボカドなど)などで生じる。
×(2)紫外線は、食品の表面にとどまる。
×(3)冷凍焼けは、グレーズにより抑制できる。
(4)ブランチングは、冷凍野菜の変防止に有効である。
×(5)脱酸素剤は、好気性微生物の増殖抑制に有効である。

解答  (1)
(1)ラミネートは、2種類以上の包装素材を層状に成型したものである。
×(2)ガラスは、容器包装リサイクル法の対象である。
×(3)プラスチック容器のリサイクル識別表示マークは、14種類である。
×(4)アルミニウムは、プラスチックに比べて光透過性が低い。
×(5)PETは、ポリエチレンテレフタラートを原料として製造される。

解答  (4)
×(1)嗜好性の評価には、環境要因は影響する。
×(2)分析型官能評価では、訓練された検査員が製品の特性を客観的に評価する。
×(3)3点識別試験法は、2種類の異なる試料の差を識別する手法である。
(4)食品のテクスチャーは、味覚に影響を及ぼす。
×(5)機器を用いて、テクスチャーを評価することはできる。

解答  (2)
×(1)ゆで加熱では、ゆで水からの対流により食品を加熱する。
(2)蒸し加熱では、水蒸気の潜熱を利用して食品を加熱する。
×(3)放射伝熱による加熱では、高温の物体から放出される赤外線を食品が吸収する。
×(4)電磁調理加熱では、食品中の水分を発熱させる。
×(5)電子レンジ加熱では、加熱時間は食品の水分量に依存する。

解答  (3)
×(1)筋漿(筋形質)たんぱく質の少ない魚は、でんぶに適する。
×(2)生の赤身魚は、白身魚に比べて肉質がやわらかい。
(3)魚肉に1〜3%の食塩を加えると、粘りの強いすり身ができる。
×(4)いかを開いて加熱すると、表面側に収縮する。
×(5)霜降りは、熱湯にさっとさらすことをいう。