第26回管理栄養士国家試験〜応用栄養学〜

第26回管理栄養士国家試験 応用栄養学 応用栄養学

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解答  (1)
(1)尿中尿素排泄量は、高たんぱく質食摂取で増加する。
×(2)血清クレアチニン排泄量を用いて、推算糸球体癒過量(eGFR)を算出する。
×(3)上腕筋面積は、骨格筋量を反映する。
×(4)血清アルブミン値は、栄養状態を反映する。
×(5)血清トランスサイレチンは、動的栄養アセスメントの指標である。

解答  (5)
×(1)推定平均必要量(EAR)一摂取不足からの回避
×(2)耐容上限量(UL)ー過剰摂取による健康障害からの回避
×(3)目安量(AI)ー摂取不足からの回避
×(4)目標量(DG)ー生活習慣病の一次予防
(5)推奨量(RDA)ー摂取不足からの回避

解答  (1)、(3)
(1)食事制限がある対象者には、治療ガイドラインを優先して用いる。
×(2)栄養素の摂取源として、いわゆる健康食品は含まれる。
(3)習慣的な摂取量の基準を示すものである。
×(4)示された数値の信頼度は、栄養素間で異なる。
×(5)栄養素の特性による優先順位は、存在する。

解答  (3)
×(1)乳幼児身体発育曲線における50パーセンタイル値は、中央値を示している。
×(2)カウプ指数は、(体重(g)/身長(cm)2)✕10で算定される。
(3)学童期のローレル指数による肥満判定基準は、年齢によらず同じである。
×(4)頭囲が出生時の約1.5倍となるのは、4歳〜5歳頃である。
×(5)体重が出生時の約3倍になるのは、1歳頃である。

解答  (3)
×(1)1〜2歳の基礎代謝基準値は、3〜5歳より高い。
×(2)小腸のラクターゼ活性は、離乳完了後に低下する。
(3)血清IgA濃度は、生後上昇する。
×(4)唾液分泌量は、高齢者では減少する。
×(5)胸腺重量は、思春期に最大となる。

解答  (5)
×(1)妊娠高血圧症候群の予防には、食塩摂取量として10g/日以下が勧められる。
×(2)非妊娠時に比べて、インスリン抵抗性は増加する。
×(3)ビタミンB1欠乏により、ウェルニッケ・コルサコフ症候群が起こる。
×(4)妊娠時に最も多くみられる貧血は、鉄欠乏性貧血である。
(5)妊娠糖尿病は、将来糖尿病を発症するリスクが高い。

解答  (4)
×(1)哺乳反射による動きが減弱してきたら、離乳食を開始する。
×(2)離乳開始前に果汁を与えることが、栄養学的に推奨されていない。
×(3)離乳食介助では、スプーンを舌の前方に入れる。
(4)離乳食を1日3回にするのは、生後9か月頃からである。
×(5)離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、栄養素の大部分が母乳または育児用ミルク以外の食物からとれるようになった状態を意味する。

解答  (3)
×(1)WHO/UNICEF(1989年)では、分娩後30分以降に母乳を与えることを勧めている。
×(2)吸啜刺激は、プロラクチンの分泌を促進する。
(3)オキシトシンは、射乳を起こす。
×(4)分泌型IgAは、成熱乳より初乳に多く含まれている。
×(5)エネルギー量は、初乳より成熟乳が多い。

解答  (4)
×(1)カウプ指数による発育状況判定では、男女差はない。
×(2)二次性(症候性)肥満より、原発性(単純性)肥満が多い。
×(3)体重当たりのエネルギー必要量は、成人より多い。
(4)体水分に占める細胞外液量の割合は、成人より高い。
×(5)総エネルギー摂取量のうち、1~2歳児で10~15%、3~5歳児で15~20%を間食から摂取する。

解答  (5)
×(1)思春期スパートの開始は、男子より速い。
×(2)カルシウム蓄積速度は、思春期後半より前半の方が大きい。
×(3)鉄欠乏性貧血は、男子より多い。
×(4)神経性食欲不振症は、男子より多い。
(5)急激な体重滅少は、月経異常の原因となる。

解答  (3)
×(1)エストロゲンの分泌量は、減少する。
×(2)プロゲステロンの分泌量は、減少する。
(3)卵胞刺激ホルモン(FSH)の分必量は、増加する。
×(4)骨密度は、低下する。
×(5)血清LDL-コレステロール値は、増加する。

解答  (1)
(1)食事調査における過小申告の程度は、肥満度の影響を受ける。
×(2)エネルギー摂取量の過不足の評価は、BMIにより判断する。
×(3)皮下脂肪は、内臓脂肪より分解されにくい。
×(4)肥満度と血清尿酸値の間には、正の相関関係がある。
×(5)食物繊維の目標量(DG)は、男性19g/日以上、女性17g/日以上である。

解答  (2)
×(1)たんぱく質の不足は、褥瘡のリスク因子である。
(2)高尿酸血症は、痛風のリスク因子である。
×(3)認知症は、摂食行動異常の原因となる。
×(4)うつ状態は、低栄養のリスク因子である。
×(5)腹筋の緊張低下は、便秘の原因となる。

解答  (3)
×(1)最大酸素摂取量の増加
×(2)インスリン感受性の増加
(3)本態性高血圧の改善
×(4)サルコペニアの予防
×(5)骨吸収の抑制

解答  (3)
×(1)交感神経の活動は、亢進する。
×(2)尿中窒素排泄量は、増加する。
(3)エネルギー必要量は、増大する。
×(4)血清ビタミンC値は、低下する。
×(5)血中遊離脂肪酸値は、増加する。

解答  (5)
×(1)高温環境では、ナトリウムの不足に注意する。
×(2)低温環境では、脂肪の不足に注意する。
×(3)低温環境では、高たんぱく質食とする。
×(4)低圧環境では、食欲が低下する。
(5)無重力環境では、循環血液量が減少する。