第27回管理栄養士国家試験〜基礎栄養学〜

第27回管理栄養士国家試験 基礎栄養学 基礎栄養学

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解答  (4)
×(1)クワシオルコル(kwashiorkor)は、タンパク質の欠乏で起こる。
×(2)マラスムス(marasmus)は、タンパク質とエネルギーの欠乏で起こる。
×(3)ビタミンB1の過剰症はない。
(4)ビタミンDー高カルシウム血症
×(5)葉酸の過剰症はない。

解答  (4)
×(1)味覚は、摂食行動に影響する。
×(2)味覚の閾値は、加齢に伴って高くなる。
×(3)塩味の感覚は、ミネラルを認識することによる。
(4)不規則な食生活によって、生体リズムの乱れが生じる。
×(5)食物の消化・吸収には、日内リズムはある。

解答  (2),(5)
×(1)ペプシノーゲンは、胃酸によって活性化される。
(2)スクロースは、小腸微絨毛の酵素によって消化される。
×(3)胃酸分泌は、ガストリンによって促進される。
×(4)脂溶性ビタミンの吸収は、胆汁酸によって補助される。
(5)吸収された脂溶性ビタミンは、キロミクロンに取り込まれて運搬される。

解答  (1)
×(1)フルクトースの吸収上皮細胞への取り込みは、グルコースの存在によって変化しない。
(2)脂溶性ビタミンの吸収は、脂質の多い食事で増加する。
(3)ビタミンB12の吸収は、胃液の影響を受ける。
(4)亜鉛の吸収は、共存する食品成分の影響を受ける。
(5)水は、小腸で吸収される。

解答  (5)
×(1)たんぱく質摂取量の減少によって、体たんぱく質の合成は減少する。
×(2)たんぱく質摂取量の増加によって、尿素合成は増加する。
×(3)たんぱく質摂取量の増加によって、ビタミンB6の必要量は増加する。
×(4)たんぱく質の摂取不足によって、窒素出納は負になる。
(5)たんぱく質の摂取不足によって、血中ラビッドターンオーバープロテイン(RTP)値は低下する。

解答  (4)
×(1)解糖系によるATP産生は、有酸素運動で起こる。
×(2)コリ回路で生成したグルコースは、筋肉で利用される。
×(3)グルコース・アラニン回路によるグルコースの生成は、空腹時に増加する。
(4)ベントースリン酸回路は、脂質合成のためのNADPHを供給する。
×(5)グルコースアラニン回路は、アミノ酸からの糖新生を行う。

解答  (5)
×(1)糖質の重量あたりに発生するエネルギー量は、脂肪より小さい。
×(2)グルコースからのATP産生には、ピタミンB1が必要である。
×(3)体内のグリコーゲン貯蔵総量は、食事の影響を受ける。
×(4)筋肉グリコーゲンの分解は、アドレナリン(エピネフリン)により促進される。
(5)難消化性糖質は、発酵を受けて代謝される。

解答  (4)
×(1)食後には、貯蔵脂肪の合成が促進される。
×(2)食後には、血液中のVLDLが増加する。
×(3)絶食によって、血液中のキロミクロンは減少する。
(4)絶食によって、血液中の遊離脂肪酸は増加する。
×(5)絶食によって、ケトン体の合成は増加する。

解答  (3)
×(1)キロミクロンは、コレステロールを含む。
×(2)VLDLは、主に肝臓で合成される。
(3)LDLは、VLDLから生成される。
×(4)LDLは、VLDLよりトリアシルグリセロール含有率が低い。
×(5)HDLは、末梢組織のコレステロールを肝臓へ運搬する。

解答  (1)
(1)脂溶性ビタミンは、水溶性ビタミンに比べて体内に蓄積しやすい。
×(2)ビタミンAの大量摂取は、胎児奇形のリスクを高める。
×(3)ビタミンEは、生体膜におけるフリーラジカルの生成を防止する。
×(4)ビタミンKには、血液凝固因子の産生に必要である。
×(5)ビタミンEは、欠乏すると溶血性貧血をきたす。

解答  (1)
(1)ビタミンB2は、脂肪酸からのエネルギー産生に必要である。
×(2)ナイアシンの必要量は、エネルギー摂取量が多いと増加する。
×(3)葉酸が不足すると、血中ホモシステイン値は増加する。
×(4)ビタミンB12が不足すると、DNA合成は抑制する。
×(5)ビオチンは、ビオシチンの構成成分である。

解答  (3)
×(1)鉄には、過剰症として血鉄症やヘモクロマトーシスなどがある。
×(2)鉄は、ヘモジデリン(hemosiderin)の構成成分である。
(3)銅は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分である。
×(4)ヨウ素は、チロキシンの構成成分である。
×(5)クロムが欠乏すると、インスリンの作用が減弱する。

解答  (4)
×(1)細胞内液量は、細胞外液量より多い。
×(2)加齢に伴って、細胞内液量は減少する。
×(3)高張性脱水では、細胞外液の浸透圧は高い。
(4)浮腫は、細胞間質液量の増加によって生じる。
×(5)飲水量が多くなっても、不可避尿量に影響はない。

解答  (3)
×(1)食事誘発性熱産生で発生したエネルギーは、運動に利用できない。
×(2)骨格筋のエネルギー代謝量は、運動中は変化する。
(3)基礎代謝量は、甲状腺ホルモンの影響を受ける。
×(4)基礎代謝量は、仰臥位で測定する。
×(5)体重あたりの基礎代謝量は、徐脂肪体重に比例する。