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解答
(1)
○(1)ルブネル(Rubner M)は、特異動的作用(食事誘発性熱産生)を発見した。
×(2)ラボアジェ(Lavoisier AL)は、呼吸が燃焼と同じ現象であることを明らかにした。
×(3)フンク(Funk C)は、米ぬかの抗脚気因子をビタミンと命名した。
×(4)ローズ(Rose WC)は、不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)の概念を確立した。
×(5)クレブス(Krebs HA)は、クエン酸が酸化されてオキサロ酢酸になる回路(クエン酸回路)を発見した。
解答
(3)
×(1)食欲は、欲求であり不快感を伴う感覚ではない。
×(2)食欲は、血中グルコース濃度の上昇により抑制される。
○(3)摂食行動は、ホルモン分泌の影響を受ける。
×(4)摂食行動は、間脳および視床下部において調節されている。
×(5)摂食行動は、迷走神経刺激の影響を受ける。
解答
(3)
×(1)ガストリンは、胃のG細胞から分泌される。
×(2)ガストリンの分泌は、食塊が胃に入ると促進される。
○(3)コレシストキニンは、液中への消化酵素の分泌を促進する。
×(4)セクレチンは、膵液中への重炭酸イオン(HCO3-)の分泌を促進する。
×(5)セクレチンの分泌は、胃内容物が十二指腸に入ると促進される。
解答
(2)
×(1)フルクトースの吸収上皮細胞への取り込みには、Na+が不要である。
○(2)ジペプチドの吸収上皮細胞への取り込みには、H+が必要である。
×(3)ビタミンB12の吸収には、胃液分泌が必要である。
×(4)鉄の吸収率は、体内の鉄量が減少すると上昇する。
×(5)トリアシルグリセロールの胃内留時間は、糖質より長い。
解答
(1)
○(1)食事たんぱく質由来の遊離アミノ酸は、体内のアミノ酸プールに入る。
×(2)体たんぱく質の分解で生じた遊離アミノ酸は、体たんぱく質合成に再利用される。
×(3)体たんぱく質の合成は、インスリンによって促進される。
×(4)骨格筋たんぱく質の平均半減期は、消化管たんぱく質の平均半減期より長い。
×(5)分枝アミノ酸は、筋肉に優先的に取り込まれて代謝される。
解答
(3)
×(1)食品たんぱく質の化学的評価法は、必須アミノ酸量を分析し評価する方法(アミノ酸スコア又はアミノ酸価)を利用している。
×(2)生物価は、体内保留窒素量を吸収窒素量で除して求める。
○(3)不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)の必要量は、アミノ酸の種類によって異なる。
×(4)糖質や脂質からのエネルギー摂取が不足すると、窒素出納は負になる。
×(5)グルココルチコイドは、体たんぱく質の分解を促進する。
解答
(5)
×(1)空腹時には、グルコースからの脂肪酸合成が抑制される。
×(2)空腹時には、アミノ酸からのグルコース合成が促進される。
×(3)糖質摂取量の増加は、ビタミンB1必要量を増加させる。
×(4)肝グリコーゲンは、脳のエネルギー源として利用される。
○(5)急激な運動時には、グルコースから乳酸が生成される。
解答
(4)
×(1)エネルギー源としての脂肪酸の利用が低まる。
×(2)脂肪組織から放出される脂肪酸量は減少する。
×(3)リポたんぱく質リパーゼの活性が促進する。
○(4)血中のカイロミクロン(キロミクロン)が増加する。
×(5)肝臓からのVLDLの分泌が増加する。
解答
(5)
×(1)コレステロール合成は、細胞内にコレステロールが蓄積すると抑制される。
×(2)肝臓のコレステロールは、VLDLに取り込まれて血中に分泌される。
×(3)コレステロールから胆汁酸への代謝は、肝臓で行われる。
×(4)分泌された胆汁酸は、回腸で吸収される。
○(5)分泌された胆汁酸は、腸内細菌によって二次胆汁酸へ代謝される。
解答
(4),(5)
×(1)ビタミンKは、血液凝固因子の活性化に必要である。
×(2)ビタミンK ,B 2,B6は、腸内細菌によって合成される。
×(3)パントテン酸は、アセチルCoAの構成成分である。
○(4)ナイアシンの必要量は、たんぱく質摂取量の影響を受ける。
○(5)ビタミンCは、コラーゲンの生成に必要である。
解答
(5)
○(1)カルシウムは、能動輸送によって吸収される。
○(2)カルシウムの吸収は、活性型ビタミンDで促進される。
○(3)カルシウムの吸収率は、年齢による影響を受ける。
○(4)カルシウムの吸収は、シュウ酸により阻害される。
×(5)血中カルシウム濃度は、カルシトニンによって低下する。
解答
(4)
×(1)消化管における鉄の吸収率は、約10%である。
×(2)体内機能鉄は赤血球中にヘモグロビンとして存在する。貯蔵鉄およびミオグロビンは、骨格筋に最も多く存在する。
×(3)体内総鉄量に占める貯蔵鉄の割合は、機能鉄より少ない。
○(4)赤血球の破壊で遊離した鉄は、ヘモグロビン合成に再利用される。
×(5)銅は、セルロプラスミンの構成成分である。
解答
(3)
×(1)成人男性における体重の約20%は、細胞外液である。
×(2)発汗によって、体温が低下する。
○(3)代謝水は、水分出納における供給源となる。
×(4)低張性脱水では、電解質を含む水を補給する。
×(5)体水分量が不足すると、バソプレシン分泌が促進される。
解答
(2)
×(1)たんぱく質の単位重量当たりの物理的燃焼値と生理的燃焼値は異なる。
○(2)メッツ(MET)は、身体活動におけるエネルギー消費量を安静時代謝量で除したものである。
×(3)身体活動レベル(PAL)は、1日のエネルギー消費量を基礎代謝量で除したものである。
×(4)摂取エネルギー当たりの食事誘発性熱産生は、たんぱく質より脂質が小さい。
×(5)非たんぱく質呼吸商は、脂質の燃焼割合が増加すると小さくなる。