第36回管理栄養士国家試験〜基礎栄養学〜

第36回管理栄養士国家試験 基礎栄養学 基礎栄養学

問題文をタップすると解答が表示されます。

解答  (4)
×(1)ビタミンE ー 骨粗鬆症
×(2)ビタミンB1 ー 過剰症はない
×(3)ビタミンB2 ー 過剰症はない
(4)カルシウム ー 尿路結石
×(5)マグネシウム ー 尿路結石

解答  (3)
×(1)空腹中枢の興奮
×(2)血中グルコース濃度の低下
(3)血中遊離脂肪酸濃度の上昇
×(4)グレリン分泌量の増加
×(5)胃壁の収縮

解答  (4)
×(1)消化吸収率とは、摂取した栄養素が吸収された割合を示す。
×(2)消化吸収率は、調理の影響を受ける。
×(3)消化吸収率は、同時に摂取する食品成分の影響を受ける。
(4)見かけの消化吸収率は、摂取量から糞中内因性排泄量を差し引き、摂取量でで割った値を100倍したもの。
×(5)真の消化吸収率は、見かけの消化吸収率より高い。

解答  (3)
×(1)空腹時は、筋肉への血中グルコースの取り込みが抑制される。
×(2)空腹時は、肝臓でのグリコーゲン分解が促進される。
(3)空腹時は、グリセロールからのグルコース合成が亢進する。
×(4)食後は、乳酸からのグルコース合成が抑制される。
×(5)食後は、GLP─1(グルカゴン様ペプチド─1)の分泌が促進される。

解答  (4)
×(1)空腹時は、体たんぱく質合成が抑制される。
×(2)食後は、血中アミノ酸濃度が増加する。
×(3)たんぱく質の摂取量が増加すると、ビタミンB6の要求量が増加する。
(4)たんぱく質の過剰摂取は、アミノ酸の異化を亢進する。
×(5)糖質を十分に摂取すると、たんぱく質の要求量は減少する。

解答  (4)
×(1)アミノ酸価は、食品たんぱく質の必須アミノ酸の含有比率の指標である。
×(2)たんぱく質効率(PER)は、摂取たんぱく質1g当たりの体重増加量である。
×(3)生物価は、吸収されたタンパク質の窒素量に対して,体に保持された窒素量の比を百分率で示した値のことである。
(4)正味たんぱく質利用率(NPU)は、生物価に消化吸収率を乗じて求める。
×(5)たんぱく質食の摂取有無に関わらず、尿中への窒素排泄がみられる。

解答  (1)
(1)空腹時は、ホルモン感受性リパーゼ活性が上昇する。
×(2)空腹時は、肝臓での脂肪酸合成が抑制される。
×(3)プロテアソームでは、たんぱく質を選択的に分解することから、(1)が最適。
×(4)食後は、血中のキロミクロンが上昇する。
×(5)食後は、リポたんぱく質リパーゼ活性が増加する

解答  (3)
×(1)パルミチン酸は、非必須脂肪酸である。
×(2)オレイン酸は、一価不飽和脂肪酸である。
(3)アラキドン酸は、リノール酸から生成される。
×(4)エイコサペンタエン酸は、n─3系不飽和脂肪酸である。
×(5)エイコサペンタエン酸は、エイコサノイドの前駆体である。

解答  (5)
×(1)ビタミンKは、血液凝固因子の活性化に必要である。
×(2)ビタミンDは、肝臓・腎臓で活性型に変換される。
×(3)活性型ビタミンDは、カルシウムの小腸での吸収を促進する。
×(4)ビタミンEは、過酸化脂質の生成を抑制する。
(5)ビタミンKは、骨形成に必要である。

解答  (4)
×(1)ビタミンB6の要求量は、たんぱく質摂取量に比例する。
×(2)ビタミンB2の補酵素型は、リボフラビン[フラビンモノヌクレオチド(FMN)及びフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)を含む]である。
×(3)ビタミンB12は、分子内にコバルトを含有する。
(4)葉酸は、核酸合成に必要である。
×(5)ビオチンの吸収は、アビジンにより抑制される。

解答  (5)
×(1)体内カルシウムの約1%は、血液中に存在する。
×(2)血中カルシウム濃度の低下は、骨吸収を促進する。
×(3)カルシウムの小腸での吸収は、リンにより抑制される。
×(4)カルシウムは、体内に最も多く存在するミネラルである。
(5)リンは、核酸の構成成分である。

解答  (3)
×(1)セレンは、グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分である。
×(2)ヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分である。
(3)銅は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分である。
×(4)鉄は、シトクロムの構成成分である。
×(5)鉄は、ミオグロビンの構成成分である。

解答  (2)
×(1)電解質の分布は、細胞外液と細胞内液で異なる。
(2)血液のpHは、炭酸・重炭酸緩衝系によって調節されている。
×(3)血液のpHは、7.35~7.45の範囲に調節されている。
×(4)アルカローシスは、血液が正常範囲からアルカリ性に傾く状態である。
×(5)血中ナトリウム濃度の上昇は、血漿浸透圧を増加させる。

解答  (2)
×(1)1日当たりのエネルギー消費量は、食事誘発性熱産生(DIT)より基礎代謝に よるものが多い。
(2)食事誘発性熱産生(DIT)量は、糖質で100kcalを摂取した時より、たんぱく 質で100kcalを摂取した時の方が多い。
×(3)食事誘発性熱産生(DIT)により発生したエネルギーは、筋肉の運動に利用されず熱として放出される。
×(4)安静時における単位重量当たりのエネルギー消費量は、脂肪組織より骨格筋が多い。
×(5)単位重量当たりに産生される熱エネルギー量は、白色脂肪組織より褐色脂肪 組織が多い。