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解答
(2)
×(1)心筋は、横紋筋である。
○(2)食道は、重層扁平上皮に覆われている。
×(3)細胞質ゾルでは、解糖が行われる。
×(4)核小体では、rRNA(リボソームRNA)が合成される。
×(5)肥満細胞は、ヒスタミンを放出する。
解答
(4)
×(1)パルミチン酸は、飽和脂肪酸である。
×(2)エイコサペンタエン酸は、アラキドン酸と比べて炭素数は同じである。
×(3)β酸化される炭素は、脂肪酸のカルボキシ基の炭素の隣の隣に存在する。
○(4)オレイン酸は、ヒトの体内で合成できる。
×(5)トランス脂肪酸は、不飽和脂肪酸である。
解答
(1)
○(1)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法には、プライマーが必要である。
×(2)プロモーターは、転写開始に必要である。
×(3)rRNA(リボソームRNA)は、リボソームを構成する。
×(4)エキソンは、たんぱく質に翻訳される。
×(5)DNA分子中のシトシンに対応する相補的塩基は、グアニンである。
解答
(4)
×(1)反応速度は、至適pHで最大となる。
×(2)酵素と基質の親和性は、ミカエリス定数(Km)が小さいほど高い。
×(3)アポ酵素は、補欠分子族と結合し酵素活性をもつ。
○(4)乳酸脱水素酵素には、アイソザイムがある。
×(5)化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって低下する。
解答
(5)
×(1)クレアチニンは、クレアチンの代謝産物である。
×(2)グルタミン酸は、αケトグルタル酸から生成される。
×(3)セロトニンは、トリプトファンから生成される。
×(4)ドーパミンは、チロシンから生成される。
○(5)アンモニアは、肝臓で尿素に変換される。
解答
(2)
×(1)血液のpHが低下すると、胃からのH+排泄は促進される。
○(2)血液のpHが低下すると、呼吸反応は促進される。
×(3)血圧が低下すると、アドレナリンの分泌は促進される。
×(4)循環血流量が減少すると、アルドステロンの分泌は促進される。
×(5)血漿浸透圧が上昇すると、バソプレシンの分泌は促進される。
解答
(3)
×(1)心停止は、脳死の判定に含まれない。脳死は、①深昏睡、②瞳孔が固定し瞳孔径が左右ともに4mm以上、③脳幹反射(対光反射、角膜反射、咽頭反射)の消失、④平坦脳波、⑤自発呼吸の消失の5項目が、6時間後に再度確認できる場合になされる。
×(2)浮腫は、血漿膠質浸透圧が低下すると生じる。
○(3)肥大は、組織を構成する細胞の容積が増大する現象である。
×(4)肉芽組織は、炎症の慢性期に形成される。
×(5)肉腫は、非上皮性の悪性腫瘍である。
解答
(4)
×(1)腋窩温は、直腸温より低い。
×(2)チアノーゼは、血液中の二酸化炭素濃度が上昇した時にみられる。
×(3)喀血は、呼吸器からの出血である。
○(4)黄疸は、血液中のビリルビン濃度の上昇により生じる。
×(5)仮面高血圧は、診察室高血圧が正常である。
解答
(3)
×(1)胸部レントゲン撮影検査では、X線の透過性が高い部分が黒く写る。
×(2)CT(コンピュータ断層撮影)検査では、放射線被曝はある。
○(3)腹部CT(コンピュータ断層撮影)検査では、皮下脂肪と内臓脂肪の識別が可能である。
×(4)MRI(磁気共鳴画像)検査は、強い磁場と電波を利用して画像を得る。
×(5)腹部エコー検査は、妊娠中の女性には禁忌ではない。
解答
(2)
○(1)原因療法ーC型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法
×(2)経験的治療ー市中肺炎に対する抗菌薬投与
○(3)放射線療法ー食道がんに対する放射線照射
○(4)脳梗塞後の麻痺に対するリハビリテーション
○(5)がん性疼痛に対するモルヒネ投与
解答
(4)
×(1)わが国では、BMI=25kg/㎡以上を肥満とする。
×(2)メタボリックシンドロームの診断には、LDL-コレステロール値を用いない。
×(3)低体重は、骨粗鬆症のリスク因子である。
○(4)腸管膜に蓄積した脂肪は、内臓脂肪である。
×(5)レプチンは、食欲を亢 低下させる。
解答
(1)
○(1)胃壁の筋層は、三層構造である。
×(2)小腸の長さは、大腸より長い。
×(3)脂質は、膜消化を受けない。
×(4)膵管は、十二指腸に開口する。
×(5)大腸粘膜には、絨毛がない。
解答
(4)
×(1)食道がんには、扁平上皮がんが多い。
×(2)ダンピング症候群は、胃切除後の合併症である。
×(3)進行胃がんでは、ボールマン(Borrmann)分類が用いられる。
○(4)大腸がん検診には、便潜血反応が用いられる。
×(5)肝細胞がんの治療では、外科手術は適用できる。
解答
(2)
×(1)深部静脈血栓症症は、肺塞栓を引き起こす。
○(2)心筋梗塞は、心室細動を引き起こす。
×(3)心房細動は、脳塞栓を引き起こす。
×(4)穿通動脈の狭窄は、ラクナ梗塞を引き起こす。
×(5)高血圧は、脳出血を引き起こす。
解答
(4)
×(1)赤血球は、糸球体でろ過されない。
×(2)IgGは、糸球体基底膜を通過しない。
×(3)原尿の1%が、尿として体外へ排出される。
○(4)糸球体を流れる血液は、動脈血である。
×(5)尿の比重は、1.000以上である。
解答
(4)
○(1)急性糸球体腎炎には、A群β溶血性連鎖球菌感染が関与する。
○(2)ショックは、急性腎不全の原因になる。
○(3)腎代替療法として、血液透析がある。
×(4)ネフローゼ症候群の診断に、脂質異常症は必須条件ではない。
○(5)糖尿病腎症2期では、微量アルブミン尿を認める。
解答
(3)
×(1)血糖値の上昇は、グルカゴンの分泌を抑制する。
×(2)血中カルシウム値の低下は、カルシトニンの分泌を抑制する。
○(3)ストレスは、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促進する。
×(4)チロキシンの過剰分泌は、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌を抑制する。
×(5)閉経により、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌が上昇する。
解答
(3)
×(1)低カルシウム血症では、テタニーを起こす。
×(2)原発性アルドステロン症では、低カリウム血症を起こす。
○(3)褐色細胞腫では、高血圧を起こす。
×(4)甲状腺機能亢進症では、眼球突出を起こす。
×(5)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、低ナトリウム血症を起こす。
解答
(1)
○(1)交感神経は、脊髄から起始する。
×(2)交感神経が興奮すると、小腸の運動は抑制される。
×(3)迷走神経が興奮すると、胃酸の分泌は促進される。
×(4)三叉神経は、咀しゃく筋を支配する。
×(5)顔面神経は、舌の前方2/3の味覚を伝達する。
解答
(1),(4)
○(1)アルツハイマー病は、認知症の原因となる。
×(2)パーキンソン病には、ドーパミン補充が有効である。
×(3)アルツハイマー病の原因は、アミロイドβたんぱくの脳内蓄積である。
○(4)パーキンソン病では、嚥下障害をきたす。
×(5)ウェルニッケ脳症は、ビタミンB1の欠乏で起きる。
解答
(2)
×(1) 左肺は、上葉、下葉からなる。
○(2)横隔膜は、呼気時に弛緩する。
×(3)外呼吸は、肺胞で行われるガス交換である。
×(4)血中二酸化炭素分圧の上昇は、ヘモグロビンの酸素結合能力を低下させる。
×(5)肺活量は、残気量を含まない。
解答
(1)
○(1)骨の主な有機質成分は、コラーゲンである。
×(2)骨端軟骨は、成人期に消失する。
×(3)骨量は、エストロゲンにより増加する。
×(4)骨量は、荷重により増加する。
×(5)破骨細胞は、パラソルモンにより活性化される。
解答
(4)
×(1)卵巣内の黄体から、プロゲステロンが分泌される。
×(2)プロラクチンは、乳汁の産生を促進する。
×(3)妊娠により、黄体は維持される。
○(4)糖代謝異常合併妊娠では、ケトアシドーシスの頻度が増加する。
×(5)妊娠高血圧症候群の重症度は、血圧とたんぱく尿で分類する。
解答
(2),(4)
×(1)溶血性貧血では、血中のハプトグロビンが増加する。
○(2)巨赤芽球性貧血では、赤芽球のDNA合成が障害される。
×(3)悪性貧血では、内因子が欠乏している。
○(4)溶血性貧血では、血中のビリルビンが増加する。
×(5)鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能(UIBC)が上昇する。
解答
(5)
×(1)ヘルパーT細胞は、特異的防御機構を担う。
×(2)形質細胞は、特異的防御機構を担う。
×(3)ナチュラルキラー(NK)細胞は、非特異的防御機構を担う。
×(4)B細胞は、体液性免疫を担う。
○(5)抗原提示細胞は、細胞性免疫と体液性免疫を担う。
解答
(2)
×(1)発症には、IgEが関与する。
○(2)鶏卵は、乳児期に最も頻度の高い原因食物である。
×(3)Ⅰ型アレルギー反応に分類される。
×(4)食物経口負荷試験は、病院で行う。
×(5)アナフィラキシーショックには、アドレナリンが第一選択である。
解答
(2),(5)
×(1)エイズ(AIDS)では、CD4陽性リンパ球が減少する。エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症が進行して免疫不全となった状態である。HIVは、CD4をレセプターとして細胞内に侵入するので、CD4を発現しているヘルパーT細胞がターゲットとなり死滅する。CD4陽性T細胞は、獲得免疫の司令官的な役割を果たす細胞であるので、この細胞の現象は、重篤な免疫不全状態をもたらす。患者の免疫不全状態は、CD4陽性リンパ球数に依存し、350/m㎥以下で治療が推奨され、200/m㎥以下で日和見感染が起きやすくなる。
○(2)MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染経路は、接触感染である。
×(3)麻疹の感染経路は、空気感染である。
×(4)結核は、再興感染症である。新興感染症は、1970年代以降に新たに認識された感染症、あるいは急速に感染拡大しつつある感染症である。これに対して、再興感染症は以前から存在していた感染症で、医学の進歩でほとんど過去の病気とされていたものが、最近になって再び増加している感染症で、結核、コレラ、マラリア、ペスト、ジフテリア、デング熱などがある。
○(5)ヘリコバクター・ピロリ菌は、ウレアーゼ活性をもつ。ウレアーゼは、尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する酵素である。この酵素活性を有するピロリ菌は、粘液中の尿素を分解してアンモニアを作り胃酸を中和できるため、酸性条件下の胃でも生息できる。萎縮性胃炎、胃潰瘍、胃がんの発生に関与している。