第31回管理栄養士国家試験〜人体の構造と機能及び疾病の成り立ち〜

第31回管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

問題文をタップすると解答が表示されます。

解答  (2)
×(1)基底膜は、たんぱく質からなる。
(2)膠原線維は、コラーゲンから構成される。
×(3)線維芽細胞は、結合組織を形成する。
×(4)褐色脂肪組織は、加齢とともに減少する。
×(5)心筋は、再生能力がない。

解答  (1)
(1)アデノシン3-リン酸(ATP)は、ヌクレオチドである。
×(2)イントロンは、RNAポリメラーゼにより転写される。
×(3)アミノ酸を指定するコドンは、64種類である。
×(4)たんぱく質の変性では、三次構造が変化する。
×(5)プロテインキナーゼは、たんぱく質リン酸化酵素である。

解答  (4)
×(1)栄養形式は、従属栄養である。
×(2)体の構成成分として、糖質は脂質よりも少ない。
×(3)解糖系は、嫌気的に進む。
(4)脱共役たんぱく質(UCP)は、ミトコンドリアに存在する。
×(5)電子伝達系では、酸素分子が電子受容体として働く。

解答  (5)
×(1)律速酵素は、代謝経路で最も遅い反応に関与する。
×(2)Km値は、反応速度が最大反応速度の1/2に達するのに必要な基質濃度である。
×(3)反応速度は、至適pHで最大となる。
×(4)ペプチダーゼは、二つのたんぱく質を分解させる酵素である。
(5)アロステリック酵素の反応曲線は、S字状(シグモイド)である。

解答  (4)
×(1)唾液は、たんぱく質分解酵素を含まない。
×(2)アラニンは、アミノ基転移反応によりピルビン酸になる。
×(3)アドレナリンは、チロシンから合成される。
(4)尿素回路は、アンモニア代謝に関与する。
×(5)ユビキチンは、たんぱく質分解に関与する。

解答  (5)
×(1)グリコーゲンホスホリラーゼは、グリコーゲンを加リン酸分解する。
×(2)肝細胞内cAMP(サイクリックAMP)濃度の上昇は、グリコーゲン分解を促進する。
×(3)グルコース-6-ホスファターゼは、筋肉に存在しない。
×(4)ペントースリン酸回路は、NADPHを生成する。
(5)糖新生は、インスリンによって抑制される。

解答  (1)、(5)
(1)セカンドメッセンジャーは、細胞質内で働く。
×(2)脱分極は、細胞膜電位が正の方向に変化することをいう。
×(3)神経活動電位の伝導速度は、無髄線維が有髄線維より遅い。
×(4)アドレナリンは、細胞膜上の受容体に結合する。
(5)ノルアドレナリンは、内分泌系と神経系で働く。

解答  (2)
×(1)直腸温は、腋窩温より高い。
(2)起座呼吸(起坐呼吸)は、呼吸を楽にするために座位をとる状態である。
×(3)タール便は、上部消化管からの出血でみられる。
×(4)高張性脱水は、主に水が喪失した場合にみられる。
×(5)JCS(Japan Coma Scale)は、意識障害の指標である。

解答  (5)
×(1)閉塞性肺障害では、1秒率が低下する。
×(2)ALTは、ASTより肝特異性が高い。
×(3)鉄欠乏性貧血では、平均赤血球容積(MCV)が小さくなる。
×(4)溶血性貧血による高ビリルビン血症では、間接ビリルビンが優位になる。
(5)抗核抗体は、自己抗体である。

解答  (2)、(5)
×(1)同種血輸血の副作用として、GVHD(移植片対宿主反応)がある。
(2)アルブミン製剤の投与は、成分輸血にあたる。
×(3)15歳未満のドナーからの脳死移植は可能である。
×(4)骨髄移植は、臓器移植に含まれる。
(5)腹膜透析は、血液浄化療法である。

解答  (4)
×(1)レプチンは、食欲を抑制する。
×(2)TNF-α(腫瘍壊死因子α)は、インスリン抵抗性を高める。
×(3)アディポネクチンは、インスリン感受性を亢進する。
(4)PAI-1(プラスミノーゲン活性化抑制因子1)は、血栓溶解を抑制する。
×(5)アンギオテンシノーゲンは、血管を収縮する。

解答  (2)
×(1)キサンチンは、尿酸の前駆体である。
(2)アルコールの摂取は、尿酸の排泄を抑制する。
×(3)肥満度が上がれば、尿酸値が上昇する。
×(4)尿酸結石の予防には、尿をアルカリ性化する。
×(5)高尿酸血症では、水分摂取をすすめる。

解答  (3)
×(1)舌下腺は、唾液腺である。
×(2)食道には、漿膜がない。
(3)ビタミンB12は、回腸で吸収される。
×(4)十二指腸は、腹腔の後壁に固定されている。
×(5)虫垂は、盲腸の部位にある。

解答  (3)
×(1)B型肝炎ウイルスは、DNAウイルスである。
×(2)E型肝炎ウイルスは、主に汚染された食べ物・水を介して伝播する。
(3)劇症肝炎では、意識障害を認める。
×(4)肝硬変では、プロトロンビン時間が延長する。
×(5)非アルコール性脂肪肝炎(NASH)では、肝線維化を認める。

解答  (2)
×(1)くも膜下出血は、脳動脈瘤破裂で起こることが多い。
(2)肺塞栓は、静脈血栓症で起こる。
×(3)左心不全では、肺うっ血が生じる。
×(4)心筋梗塞では、心筋壊死が生じる。
×(5)腎血管性高血圧では、レニン分泌が上昇する。

解答  (3)
×(1)バソプレシンは、水の再吸収を促進する。
×(2)カルシトニンは、カルシウムの再吸収を抑制する。
(3)副甲状腺ホルモン(PTH)は、リンの再吸収を抑制する。
×(4)心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は、ナトリウムの再吸収を抑制する。
×(5)アルドステロンは、ナトリウムの排泄を抑制する。

解答  (4)
×(1)成長ホルモン ー 高血糖
×(2)プロラクチン ー 乳腺発達・乳汁産生
×(3)チロキシン ー LDL-コレステロール減少
(4)コルチゾール ー 血圧上昇
×(5)LH(黄体形成ホルモン) ー 排卵

解答  (3)
×(1)体温調節の中枢は、間脳視床下部に存在する。
×(2)軟膜は、脳の表面に密着している。
(3)交感神経の興奮は、小腸の運動を抑制する。
×(4)舌下神経は、舌の運動を支配する。
×(5)錐体路は、大脳皮質からの随意運動の神経信号を骨格筋に伝達する。

解答  (2)
×(1)右肺は、3葉に分かれている。
(2)中枢性化学受容器は、延髄に存在する。
×(3)肺活量は、全肺気量から残気量を引いたものである。
×(4)横隔膜は、呼気時に弛緩する。
×(5)内呼吸は、末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換である。

解答  (3)
×(1)COPD(慢性閉塞性肺疾患)では、呼気時に口すぼめ呼吸がみられる。
×(2)COPDでは、安静時エネルギー消費量が増加する。
(3)COPDでは、フィッシャー比が低下する。
×(4)気管支喘息では、発作時に気道が収縮する。
×(5)ツベルクリン反応は、結核に対する感染の有無の確認の為である。

解答  (1)
(1)筋小胞体は、滑面小胞体である。
×(2)筋線維の数は、筋力トレーニングで増加しない。
×(3)筋収縮は、アクチンフィラメントがミオシンフィラメントに滑り込むことで起こる。
×(4)遅筋線維は、速筋線維よりミオグロビンが多い。
×(5)筋グリコーゲンは、血糖維持に利用されない。

解答  (5)
×(1)骨粗鬆症では、骨塩量が減少する。
×(2)骨粗鬆症は、骨の質的変化は伴わない。
×(3)くる病は、小児に発症した骨軟化症である。
×(4)エストロゲンは、骨吸収を抑制する。
(5)副腎皮質ステロイド薬の長期投与は、骨粗鬆症のリスク因子である。

解答  (4)
×(1)直前の月経初日した日を妊娠0週0日とする。
×(2)妊娠43週の分娩は、過期産である。
×(3)ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、黄体の維持を促す。
(4)糖尿病がある妊婦は、巨大児分娩の頻度が高い。
×(5)浮腫は、妊娠高血圧症候群の定義に含まれない。

解答  (5)
×(1)腎性貧血は、エリスロポエチンの低下で起こる。
×(2)巨赤芽球性貧血は、ビタミンB12欠乏で起こる。
×(3)壊血病は、ビタミンC欠乏で起こる。
×(4)血友病は、血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子の欠乏又は機能低下で起こる。
(5)播種性血管内凝固症候群(DIC)では、血小板減少がみられる。

解答  (2)
×(1)IgGは、胎盤を通過する。
(2)IgAは、唾液中に含まれる。
×(3)IgEは、即時型アレルギー反応に関わる。
×(4)IgEは、形質細胞から分泌される。
×(5)IgEは、免疫グロブリンの中で最も血液中濃度が低い。

解答  (2)
×(1)橋本病では、甲状腺機能は低下する。
(2)強皮症では、嚥下障害がみられる。
×(3)全身性エリテマトーデスでは、蝶形紅斑がみられる。
×(4)シェーグレン症候群では、唾液分泌が減少する。
×(5)全身性エリテマトーデス(SLE)は、女性に多い。

解答  (3)
×(1)大腸菌は、グラム陰性菌である。
×(2)麻疹の感染経路は、空気感染である。
(3)結核は、再興感染症である。
×(4)重症急性呼吸器症候群(SARS)の病原体は、SARSコロナウイルスである。
×(5)梅毒の病原体は、梅毒トレポネーマである。