第29回管理栄養士国家試験〜食べ物と健康〜

第29回管理栄養士国家試験 食べ物と健康 第29回管理栄養士国家試験

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解答  (3)
×(1)キャッサバの主成分は、デンプンである。
×(2)じゃがいもの有普成分は、ソラニンとチャコニンである。
(3)さといもの粘性物質は、ガラクタンである。
×(4)きくいもの主成分は、イヌリンである。
×(5)さつまいもの甘味成分は、麦芽糖である。

解答  (4)
×(1)米みその製造では、米麹が用いられる。
×(2)うす口しょうゆの塩分濃度は、濃口しょうゆに比べて高い。
×(3)本みりんは、アルコールを含む。
(4)野菜の漬物では、乳酸菌が生育する。
×(5)ワインの製造では、酵母が用いられる。

解答  (5)
×(1)不飽和脂肪酸の構成割合が大きくなると、ヨウ素価は大きくなる。
×(2)天然に存在する不飽和脂肪酸は、主にシス型である。
×(3)リン脂質のリン酸部分は、親水性を示す。
×(4)活性メチレン基の多い脂肪酸は、酸化しやすい。
(5)不飽和脂肪酸は、酵素的に酸化される場合がある。

解答  (1)
(1)クロロフィルが掲色になるのは、マグネシウムの離脱による。
×(2)アントシアニンが赤色を呈するのは、酸性の条件下である。
×(3)えびやかにをゆでると赤色になるのは、アスタキサンチンの遊離による。
×(4)ミオグロビンが掲色になるのは、ヘム鉄の酸化による。
×(5)のりを加熱すると青緑色になるのは、フィコエリスリン(赤色)が減少し、クロロフィル(緑)、フィコシアニン(青)は変化しないことによる。

解答  (2)
×(1)にんにくージアリルジスルフィド/バナナー酢酸イソアミル
(2)しいたけーレンチオニン
×(3)グレープフルーツーリモネン/松茸ー桂皮酸メチル
×(4)きゅうりーきゅうりアルコール/にんにく・ネギージアリルジスルフィド
×(5)バナナー酢酸イソアミル/腐った魚ートリメチルアミン

解答  (1)
(1)純水の水分活性は、1である。
×(2)水分活性が低いほど、酵素反応は抑制する。
×(3)中間水分食品は、生鮮食品に比べて水分活性が低い。
×(4)結合水は、自由水に比べて凍結しにくい。
×(5)結合水は、食品成分と水素結合を形成している。

解答  (3)
×(1)食品安全委員会は、食品安全基本法により設置された。
×(2)食品衛生監視員を任命するのは、厚生労働省である。
(3)食品添加物公定書を作成するのは、厚生労働大臣及び内閣総理大臣である。
×(4)食品衛生推進員は、都道府県が委嘱する。
×(5)管理栄養士免許は、独立した資格である。

解答  (4)
×(1)夏は細菌性食中毒、冬はウイルス性の食中毒の発生件数が多い。
×(2)冬季でもが増加額向にある。
×(3)サルモネラ属菌による発生作数が減少している。
(4)ノロウイルスによる発生体数は冬期に多い。
×(5)飲食店における発生件数が最も多い。

解答  (3)
×(1)細菌性食中毒の原因菌として最も多いのは、カンピロバクター。
×(2)主な症状は下痢や血便である。
(3)重篤な場合、溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こす。
×(4)通性嫌気性菌なので、真空包装食品は原因とならない。
×(5)潜伏期は比較的長い。

解答  (5)
(1)飲料水から感染する。
(2)集団感染が報告されている。
(3)水様性下剤が主症状である。
(4)オーシストに感染性がある。
×(5)加熱殺菌は有効である。

解答  (4)
×(1)ホルムアルデヒドー呼吸器(シックハウス症候群など)、中枢神経
×(2)ビスフェノールAー環境ホルモン様作用
×(3)カドミウムー腎臓・骨粗鬆症やイタイイタイ病などの公害
(4)有機水銀ー中枢神経障害や水俣病などの公害
×(5)有機スズー腎機能障害

解答  (3)
×(1)食品添加物は、食品衛生法で定義されている。
×(2)指定添加物は、厚生労働省が指定する。
(3)既存添加物は、天然添加物として使用実積があったものである。
×(4)天然香料は、指定添加物に含まれない。
×(5)一般飲食物添加物は、既存添加物に含まれない。

解答  (4),(5)
×(1)アスパルテームー甘味料
×(2)ジフェニル一防カビ剤
×(3)エリソルビン酸ー酸化防止料
(4)硝酸ナトリウムー発色剤
(5)次亜塩素酸ナトリウムー殺菌料

解答  (4)
×(1)100g当たりの脂質が0.5g未満である食品は、「ノンファット」と表示できる。
×(2)100g当たりの熱量が40kcalである食品は、「カロリー控えめ」と表示できる。
×(3)100ml当たりの糖質が0.5gである飲料は、「無糖」と表示できる。
(4)100g当たりのたんぱく質が20gである食品は、「高たんぱく質」と表示できる。
×(5)100g当たりの食物繊維が3g以上である食品は、「食物繊維入り」と表示できる。

解答  (3)
×(1)さばを原材料とする食品には、表示が推奨されている。
×(2)落花生を原材料とする食品には、表示が義務付けられている。
(3)特定原材料であっても、表示が免除されることがある。
×(4)一括表示は認められている。
×(5)「アイスクリーム」は、乳の代替表記として認められている。

解答  (5)
(1)大豆油製造で抽出に使用されたヘキサン
(2)飲料に栄養強化の目的で使用されたLーアスコルビン酸
(3)表面積がせまい包装袋のスナック菓子に使用された甘味料
(4)せんべいに使用されたしょうゆに含まれる保存料
×(5)寒天ゼリーに使用されたフルーツソースに含まれる着色料は、キャリーオーバーの対象外である。

解答  (4)
(4)熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、カルシウム

解答  (4)
×(1)紅茶の製造一ポリフェノールオキシダーゼ
×(2)異性化糖の製造ーイソメラーゼ
×(3)低乳糖牛乳の製造ーラクターゼ
(4)チーズの製造ーキモシン
×(5)柑橘果汁の苦味除去ーナリンギナーゼ

解答  (3)
×(1)もやしー大豆を暗所で発芽させる
×(2)アルファ化米ー米を熱風乾燥させる
(3)ジャムー果実に砂糖を加え、加熱濃縮する
×(4)かまほこー魚肉に塩を加えてすりつぶし、成型後に加熱する
×(5)糸引き納豆ー大豆に納豆菌を接種する

解答  (5)
×(1)チルドでは、食品の温度を一5〜5°C付近に保つ。
×(2)冷凍では、一般的な微生物の生育は抑制される。
×(3)砂糖漬けでは、浸透圧が上昇する。
×(4)噴霧乾燥では、高温で食品を乾燥させる。
(5)CA貯蔵では、二酸化炭素濃度を大気よりも上昇させる。

解答  (4)
×(1)水蒸気が容易に透過する包装容器は長期保存に向かない。
×(2)空気が容易に透過しない密閉容器を使用する。
×(3)密閉する包装を行う。
(4)包装容器に窒素を充填する。
×(5)包装容器に窒素を充填する。

解答  (1)
(1)嗜好性評価のために選ばれた集団を、パネルという。
×(2)分析型の官能評価では、食べ物の特性を調べる。
×(3)3点比較法では、2種類の試料を用いる。
×(4)順位法では、試料間に相対的な順位をつける。
×(5)SD法では、そう反する意味の形容詞の対で評価する。

解答  (2)
×(1)完全に凝固する温度は、卵白より卵黄のほうが低い。
(2)カスタードプディングでは、砂糖を多くすると凝固が抑制される。
×(3)卵白を泡立てるときは、砂糖をはじめから加えると泡立てにくい。
×(4)茶わん蒸しでは、すだち防止のため蒸し器内を85〜90℃に保つとよい。
×(5)マヨネーズは、水中油滴型(O/W型)のエマルションである。

解答  解なし。全て正しい。
(1)豆に重曹を加えて煮ると、ビタミンB1が分解される。
(2)黒豆のアントシアニンは、鉄イオンと錯体を作って色が安定する。
(3)大豆は、珠孔から吸水する。
(4)小豆のタンニンは、不味成分なので渋切を行う。
(5)小豆の赤色系色素は、種皮に含まれる。

解答  (2)
×(1)本膳料理は、室町時代に始まった食事様式である。
(2)精進料理は、植物性食品を中心にした食事様式である。
×(3)普茶料理は、葛や植物油を用いるのが特徴である。
×(4)懐石料理は、本来、茶事の前に供される。
×(5)会席料理は、おわりに飯と汁が出る。