第26回管理栄養士国家試験〜栄養教育論〜

第26回管理栄養士国家試験 栄養教育論 栄養教育論

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解答  (3)
×(1)糖尿病患者の食事づくり手である妻に、糖尿病交換表の使い方を教えるー二次予防
×(2)学校の定期健康診断で肥満と判定された児童と保護者に、栄養相談を実施するー二次予防
(3)特定健康診査の結果、特定保健指導の対象となった人に、次年度の健診受診を勧めるー二次予防
×(4)脳卒中で倒れた人に、片麻庫でも援助なしで食事がしやすい食器を紹介するー三次予防
×(5)親をがんで亡くしている人に、食生活とがんの関連について説明するー一次予防

解答  (2)
×(1)上司から酒を勧められたときの断り方を練習させた。ー関心期・準備期
(2)肥満から生活習慣病になった人が周囲にいないか、たずねた。
×(3)家では野菜料理を中心とした食事にしてもらうよう、助言した。ー前熟考期
×(4)昼食に小さめの弁当を持って行くことを提案した。ー関心期・準備期
×(5)目標体重が達成できたときのごほうびを考えてあげた。ー実行期・維持期

解答  (2)
×(1)野菜を食べると、風邪をひかない丈夫な身体になると教える。ー結果期待を高める。
(2)苦手なものがあっても、食べられるようになった子どもの話をする。
×(3)朝ごはんを食べると、勉強に集中できるようになると話す。ー結果期待を高める。
×(4)ジュースには砂糖が多く含まれていて、虫歯の原因になることを説明する。ー結果期待を高める。
×(5)給食を残すと、作ってくれた人が悲しむことを説明する。ー結果期待を高める。

解答  (1)
共感的理解は相手の体験を感じ取り理解すること。
(1)「健康診断の結果をご覧になって、どう思われましたか。」
×(2)「今日は、朝ごはんを召し上がりましたか。」ー行動変容の準備性を確認することはできない。
×(3)「夕飯の時間は、いつも何時頃ですか。」ー行動変容の準備性を確認することはできない。
×(4)「家族の方は、あなたの健康について、何かおっしゃっていますか。」ー行動変容の準備性を確認することはできない。
×(5)「同僚から、飲みに誘われることは多いですか。」ー行動変容の準備性を確認することはできない。

解答  (3)
×(1)クライアントの発言内容だけでなく、視線や声のトーンなど、非言語的表現にも注目する。
×(2)「糖尿病が心配で、相談に来られたのですよね」と、栄養カウンセリングの目的を確認する。
(3)クライアントの考えや気持ちを聞く前に、食事記録を見て「野菜が少ないですね」といった評価をする。ークライアントの考えや気持ちを聞く前に評価をしている。
×(4)「間食は、毎日召し上がりますか」といった閉じた質間も、状況に応じて使い分ける。
×(5)クライアントの話を聴きながら、「そうですよね」とうなずき、共感的理解を示す。

解答  (3)
×(1)参加者全員が、食事記録をつけて自分の課題を考える。ー個人の課題に関する。
×(2)参加者が1人ずつ、食事診断結果について説明を受ける。ー個人の状況に関する。
(3)参加者同士で、食事診断結果からわかった課題の解決方法を話し合う。
×(4)参加者が指導者とペアになって、間食を勧められたときの断り方を練習する。ーペアではグループダイナミクスとはならない。
×(5)参加者全員で、外部講師の講演を聞く。ー集団で話は聞くが、話し合いが行われないので、グループダイナミクスとはならない。

解答  (5)
×(1)市町村の離乳食教室に参加した女性が、友人に勧められたベビーフードの使用を断った。ー個人の行動
×(2)肥満予防教室の参加者が、自身が考案した低エネルギーレシピをインターネット上で公開した。ー個人の行動
×(3)食に関連したソーシャルキャピタルに関する講演を聞いた男性が、家族に内容を伝えた。ー個人・家族内の行動
×(4)嚥下障害の配偶者を持つ男性が、同じ境遇にある介護体験者の講話を聞いてエンパワメントされた。ー個人の行動
(5)糖尿病教室の参加者が、教室終了後に自助集団(セルフヘルプグループ)を形成した。

解答  (5)
ストレスマネージメントはストレスのもとのストレッサ―の評価後対処方法を考える。
×(1)子ども向けジャンクフードの広告規制
×(2)飲食店におけるエネルギー表示の義務化
×(3)高脂肪食品・ジャンクフードに対する課税
×(4)学校内の清涼飲料水の自動販売機設置に関する条例の制定
(5)学校における栄養バランスの良い献立の調理実習ーどの諸外国でも肥満対策として実施されていない。

解答  (3)
×(1)実測法ー調査者が、健診会場で対象者の身体状況を測定して記録する
×(2)観察法一調査者が、子供たちの保育園給食の食べ方を見て問題点を記録する
(3)フォーカスグループインタビューー調査者が、テーマにあわせて少人数の対象者を選定し、話し合いをさせ記録する
×(4)面接法ー調査者が、対象者と直接話をしながら、情報を引き出す
×(5)質問紙法ー調査者が、対象者にアンケートへの回答を求める

解答  (4)
×(1)痩せた体型でいたい、という対象者の気持ちに理解を示す。ー理解
×(2)適正体重の維持が、健康のために重要であると説明する。ー情報の提供
×(3)当面目標とする体重を設定し、1日の摂取エネルギー量を指示する。ー情報の提供
(4)どのような時に、隠れ食いや嘔吐をしたくなるのか、たずねる。ー状況の確認
×(5)排出行為としての嘔吐は、身体によくないと教える。ー情報の提供

解答  (3)
×(1)食塩摂取と血圧との関係を理解する。ー理解するだけでは行動目標とはならない。
×(2)外食時に栄養成分表示を活用できるようにする。ー塩分の少ないメニューを選んで食べる、など。
(3)漬物を食べる回数を1日1回にする。
×(4)家庭に減塩しょう油を常備する。ー減塩しょうゆをつかって料理をする、など。
×(5)社員食堂の料理の味付けを薄味にする。ー社員食堂で、薄味の料理を選んで食べる、など。

解答  (4)
×(1)脂肪酸組成の知識ー講義ー日本食品標準成分表
×(2)食事記録の方法—実習ー歩数計
×(3)栄養計算の方法ー講義ー食事バランスガイド
(4)減塩食のつくり方ー体験学習ー計量スプーン
×(5)有酸素運動の方法ー体験学習ー呼気ガス分析装置

解答  (2)
×(1)影響評価ー居酒屋に行くのをやめた
(2)経過評価ー飲んだアルコールの量を記録し、提出した
×(3)経過評価ー仕事が忙しいため、個人面接の日に来なかった
×(4)結果評価一健康診断の結果、肝機能の改善がみられた
×(5)影響評価ー伝ビールのサイズが500mLから350mLになった

解答  (2)
×(1)費用便益分析では、教育効果を金額に換算して評価を行う。
(2)費用効果分析では、異なるプログラムを比較分析できる。
×(3)費用効用分析では、教育効果を生活の質に置き換えて評価を行う。
×(4)費用便益分析では、教育効果を医療費の削減額から評価する。
×(5)費用効果分析では、一定量の効果を得るために要した費用を算出する。

解答  (2)、(5)
×(1)妊娠全期間の体重増加量は、妊娠前のBMIに基づいて説明する。
(2)妊娠初期は、ビタミンAの過剰摂取に注意するよう説明する。
×(3)薬酸の栄養機能食品の利用は、妊娠前〜妊娠初期に勧める。
×(4)妊娠初期は、主菜と牛乳・乳製品について付加量が示されていない。

(5)妊娠末期には、5つの料理区分すべての付加量を加味した食事例を示す。